8/2(水) 21時JSTより、JGGディスコードにてAkiverseとのAMAを開催しました。当日は70名以上の参加がありました。
スピーカーはIkuma いくま@akiverse_ioさんです。
Akiverseは過去にもJGGで記事を掲載しました(広告じゃないやつ)。ぜひご覧ください!
- はじまる前の雑談
- 自己紹介
- Akiverseについて詳しく教えて!
- アキバースの名前の由来
- リアル都市について
- 昨今の国内外におけるWeb3ゲームやメタバースに対する世の中の反応をどの様に捉えていらっしゃるかご見解を教えてください。
- オープンベータどうですか?稼げますか?
- アーケードマシンについて
- 実際のプレイ配信
- 現在はゲーム4種類だけど?
- アーケードマシンはすべてユーザーのもの!
- 本リリースはいつになりますか?
- AKIVERSEトークンのユーティリティについて詳しく教えてください。どのようにして収益を上げることができますか?
- 長期的にゲームで遊んでもらうためにどのような戦略を持っていますか?新規を増やす取り組みは?
- PFP(NFT)プロジェクトの概要、目的は?
- これまで苦労した点は?
- 投資している企業や著名人、ギルドについて差し支えない範囲で教えて頂くことは可能ですか?
- ゲーム大会の予定もあるんですよね?
- ユーザーへのメッセージ
- コミュニティQ&A
- いくまさんから最後に一言
はじまる前の雑談
ゲームってやる側だけだと飽きてきません?
(ゲームと)料理は同じかなって思ってて、食べてると「これ自分で作れるんじゃ?」と思い始めて、それが極まれば料理屋になる、みたいな。
大作ゲームは少人数でやるには限界があるし、だから(アキバースは)ハイパーカジュアルにした、という側面もあるんです。
自己紹介
いまシンガポールにいます。淡々とやるのはつまらないので、お酒飲みながら(AMAを)やれたらと思いますけども(笑)
もともと、某有名なGameFiプロジェクトでヘッドとして2年間仕事していました。
2年前は2018年シンガポールに移り、当時最大手のOTC取引をする業者で恐らく唯一の日本人として仕事をしていました。その中でクリプトのネットワークを形成していきました。
社会人8年間メガバンクで働いていて、5年くらい経ったころに親会社の社長から直々に「イノベーションを探してこい」と命令されて、いろいろ調べるようになり、そこで当時ETHが70円とかだった頃に、買ってみたことがあります。
5倍くらいで「やったー!」って売って、その後1000倍くらいになっちゃって(笑)という残念な経歴もありつつ「クリプトおもろいやんけ!」となり、気づいたら8年くらいこのようなことをやってます。
Akiverseについて詳しく教えて!
名前は、秋葉原xメタバースで組み合わせています。
各国にチームがいて、それぞれアキバースってどういうプロジェクト?っていう思いや考えがあって、秋葉原はサブカルの聖地でいろんなムーヴメントを作った経緯があり、
日本はリファインチューニングが得意だと思っていて、でもAppleが出てきてから陰りが出てきて、シェアが奪われていったのが現実だと思います。
アニメ文化はさすがに日本から奪われないと思っていましたが、やがて中国や原神などが台頭してきて、「中韓ゲーム」と呼ばれるくらい「日本大丈夫か?」となってきている状況です。
だけど秋葉原はまちがいなく日本が誇れる文化だと思っているので、そこをWeb3の舞台で、今まで知らなかった人たち含めアプローチしていきたいし、「日本が1位なんだ」というところを目指したい。
ここからアキバースという言葉が生まれてきた、と僕は捉えてます。
アキバースを立ち上げた背景
アクシーインフィニティなどからGameFiというものが流行ってきて、多くの人たちをGameFiに引きずり込んで富を与えたというインパクトはすごいです。
しかしこれには2つ問題点があります。
1つはパイが伸び悩んだこと。現状はGameFiを知ってる人にしかリーチできていないです。
もう1つは「ゲームを楽しむよりお金を稼ぐこと」にフォーカスしてしまったこと。ゲームと言いながら、ただのババ抜きになっていることもボトルネックになっている部分があります。
どの国、どの言語を話していてもゲームは楽しい時間でありエンタメの一つだと思います。それに、何を学ぶにしてもゲーミフィケーション(物事をゲーム化する手法)は使えます。
アキバースは、ゲームというツールを使いながらもシェアの伸びないWeb3をもっと広く知ってほしいな、と思い、僕たちのゲームは言語がいらない、初期投資もいらない、アセットもいらない、Emailだけでいい、気づいたらゲームしてるだけで仮想通貨得られた、「じゃあここからどうしようか?」みたいなゲーム性を作り出して行きたいと考えています。
実際に多くを巻き込んで動いているメタバースプロジェクトはあるのかな?って思った時、なかなかむずかしいと思ってます。メタバースってブロックチェーンの仕組みを使わないと成立しないと思っていて。
個人個人がWeb3の中で収益を得られる仕組みの中、メタバースの中でできることがあり、それがアキバースでは叶えられるようにしたいです。クリプト触れて、メタバース触れて、NFTが触れる。
ユーザーフレンドリーに遊べるようなプラットフォームを目指して事業をやっています。
アキバースの名前の由来
アキバースは秋葉原を聖地として、秋葉原都市から始まってますが、(秋葉原に限らず)リアルと連動する仕組みを取り入れています。
メタバースがなぜ流行らないか?というと「自分の世界と関係ないから」という部分があります。「なんとかランド」とか言われたとしても、多くの人にとっては空想の世界じゃないですか。
ゲーマーからすれば、ゲーム上の空想の世界であっても受け入れやすいんですけど、そうじゃない方はピンと来ないんです。
アキバースは、メタバース上にある建物の見た目などは変えてはいるけど、秋葉原を知ってる人などからすれば「あ、ここはあれがモチーフかな」と紐づきます。
実際の都市からマッピングして、インドのデザイナーがグラフィックを担当してるんですが、新たな拡張社会を作り、秋葉原以外にも多くのリアル都市と連動してるというコンセプトがあります。
リアル都市について
アキバースという名前だけど、秋葉原の隣にニューヨーク、インドのデリーがあったりと、そういったことが実現できるのがバース(の良さ)ですね。
だから(日本ターゲットというよりは)海外の人も対象というわけです。おかげさまでベータ版はすでに5000人以上プレイ頂いていて、そのうち半分以上は海外の方です。日本で告知し始めたのがIVS2023京都からです。
昨今の国内外におけるWeb3ゲームやメタバースに対する世の中の反応をどの様に捉えていらっしゃるかご見解を教えてください。
メタバースっていう言葉がやっぱり間違えて使われてるケースがすごく多いなと思っていて。
僕(の定義)が正しいとは言わないですけど、他の方がよくおっしゃる定義は、「それってデジタルワールドの延長線でしょ?」と僕は思っています。
いろんな人達がオンラインゲームを昔からしていて、それにVRなんかをかけ合わせただけでメタバースと呼ぶのは違うんじゃないかな?と思っています。
ユーザーそれぞれがしっかりVerifyされたアドレスを持っていて、活動の見返り(資産)が反映される世界が正しいと思っています。
それに、(メタバースと呼ばれ始めて)1年しか経っていないのにファンドや投資家たちからは「メタバース終わった」とか「投資対象ではなくなった」などと言われますが、これは違うと思っています。
実際そうではなく、メタバースはまだ始まったばかりでありリファイニング(見直し)のフェーズとして捉えています。我々はブロックチェーン技術を活用した、「個々の持つスキルを、各々が収益化できるメタバース」の構築を目指しています。
オープンベータどうですか?稼げますか?
今はTerasというポイントとパーツ(NFT)が得られます。
TerasはAKIRというユーティリティに変換できる仕組みがあり、いまは助走期間です。
どうやってプレイされるか、というデータは大変重要で、中長期的に取り組むプロジェクトとして、1ヶ月半ベータテスト期間が経過したいま、すごくデータが得られました。
今後も持続的な、飽きがこないアップデートを繰り返していく予定です。
onchan:オープンベータは引き継げないものが多いですが、アキバースは正式ローンチしたときもアカウントと紐づくポイントや資産が引き継がれるんですね?
そのとおりです。
アーケードマシンについて
ゲームセンター自体が不動産になるので家賃収入のような取り扱いができたり、アーケードマシンから排出されるトークンの分配もカスタム可能です。
誰にも触らせず自分でアーケードを遊ぶなら「取り分100%」に設定してもいいし、変更もできます。本当のオーナー業のようなことができます。
実際のプレイ配信
ベータ中は、アーケードのどれを選んでスタートしても違いはありません。正式版では「どのエリアにどのアーケードが設置されているか」マップで確認できるようになります。
今後は要求スコアが上がるなどの、難易度設定が変更できるようになります。
アキバースは説明書がいらず、誰でも直感的にプレイできるコンセプトにしています。
(直感的なシンプルさながらも、)タイミングを見極めるなどのやりこみ要素も用意してます。
ここで獲得したTerasはすべて正式版に引き継がれます。
東南アジアの方って、簡単なゲームばかりやってるので、バブルアタックのようなゲームが増えてくるのはいいことだと思います。
現在はゲーム4種類だけど?
定期的にゲームをリリースしていって、2年くらい経ったら相当なゲームが出てくると思います。
用意してるゲームストックがなくなれば、ユーザーから要望のあったゲームも出します。
コンテンツ審査はしますけど、どんどん皆さんの要望するゲームが登場する予定です。
アーケードマシンはすべてユーザーのもの!
我々はプライマリー販売をしないので、ユーザーのみなさんがアーケードマシンを作って販売していくしかありません。オープンシーなどで販売できますし、その収益はすべて皆さんのものです!
本リリースはいつになりますか?
アプリ開発に関してはすでに行っています。グーグル、アップルの規制が変わってくるということもあって最初はHTMLベースで作りましたが、9月中旬にはアプリリリースができるんじゃないか、と思ってます。少々お待ち下さい!
2023年冬くらいにはランキング機能、セール、Terasポイント利用、UGC(ユーザー生成コンテンツ。ユーザーの作ったゲームのアップロード)はリリースしてきたいと思ってます。
オープンベータは今のところ継続中で、終了時期はまたアナウンスします。
日本語Akiverseツイッターもありますのでフォローお願いします!
AKIVERSEトークンのユーティリティについて詳しく教えてください。どのようにして収益を上げることができますか?
クラフト、Teras(ポイント)、ガバナンストークンなど、どのゲームについてもトークンが関連してきます。
我々発行体としては、トークンの価値を上げることで収益を上げるようにしています。あとはPFP(NFT)取引手数料などが主な収益源になってきます。
長期的にゲームで遊んでもらうためにどのような戦略を持っていますか?新規を増やす取り組みは?
楽しい新しい経験、コンテンツを出し続けていかなきゃいけないと思ってます。
飽きは来るかもしれないんですが、数で魅了していきたいと思ってます。
定期的に、2週間ごとにゲームリリースをしていき、シーズンごとにゲームの特徴を作り出していくことを目標にします。
世界マップができていくので、地図ができていくところを見てほしいですし、また社会課題を解決するプラットフォームにしていきたいと思っています。
プレイしながらついでに社会貢献ができる、というプラットフォームにしていきたいと考えています。Learn to Earnもできるようにしていきたいです。
新規ユーザーを増やすために、私たちは海外を飛び回っていまして、先日ナイジェリアにいき、モールでイベントをしたところ、300人はユーザーが増えました。
これはWeb3と関係なく、カジュアルゲームでトークンが獲得できるってところで「面白そう」と評判になりました。
我々は常にWeb3って怖いものじゃないんだよ、ゲームをして、トークンを獲得して、その経済圏で価値の等価交換ができるんだよっていうことを伝えるために、泥臭いんですがフィールドマーケティングを積極的に行っているところです。
PVP(対人機能)はDAU(ユーザー数)が50万、100万人クラスにならないと、バランス(マッチング)が伴わないです。いまはCPU戦でスコアを競っていくという形でやってます。もちろん対人戦は検討しています。
PFP(NFT)プロジェクトの概要、目的は?
短期的に言うと、PFPは象徴的なものとして作っています。多くのプロジェクトでは「NFTはあるけどそれ以上がない」ですが、我々はゲームプラットフォームがあった上でのPFPです。
PV映像もまさしくPFPが登場していて、ぜひホワイトペーパーをチェックしていただきたいのですが、アキバースに光を灯していき、その主体があなた達、ということです。
シナリオとともに世界観を生きていく、というスキームです。
このプロジェクトはアキバースで有利になったり、プレミアムグッズ、リアル開催でのプレミア入場券などの機能もありますが、アキバース住人の象徴として、このPFPを作りました。
onchan:多くのプロジェクトはPFP販売を先にやって売上を作ってからゲームを作ってますが、アキバースはゲームがすでにあってからのPFPなんですよね。興味深いです。
PFP販売価格は、日本円換算で1.4万円くらいです。制作過程などを見て貰えればと思いますが、一切妥協しないグラフィック、シナリオ、リアルミーティングの飲み放題券などもあり、かなりお得だということを強調させてください(笑)
これまで苦労した点は?
皆さんご存知のとおり、GameFiの第一次ブームが過ぎ去ったのと、クリプトの冬、NFTの不調などが続いている中、懐疑的なユーザーも多くなっている、というのが苦労した点です。
1からプロダクトを生み出して皆さんにプレイしてもらうことってすごくハードルが高いことだとわかりました。ベンチャーだからこそ出来ることが限られていて、ユーザーの認知にオンボーディングしてもらう、という点。
開発側、マーケティング側が一致してコンセプトがフィットして「GO」するまでが大変苦労した点だと思います。
GameFiは稼げるだけ、ではなくプラスアルファで新しい経験がないといけないと思っていて、そういった賛同を得られるよう日々いろんな形でお伝えしていきたいと考えています。
投資している企業や著名人、ギルドについて差し支えない範囲で教えて頂くことは可能ですか?
著名人に確認したのですが、現段階で名前を出せないところが多かったです。みなさんがご存知であろう著名人の方が複数います。公開できる日にします。
言える部分としては、Next Web Capital(Aster渡辺 創太)にプライベートで入っていただいてます。他にも個人の方もいます。
昔はVCのネームバリューで釣るのが多かったですけど、アキバースは企業理念、コンセプトで勝負したいと考えています。「ここが入ってるから良いよね」という考え方は古いと思っていて、ぜひご自身でアキバースを確認して頂きたいと思ってます。
ゲーム大会の予定もあるんですよね?
8月末のほうにあります。誰でも参加可能な、多くのユーザーが参加できる大会にしたいと思ってますので、乞うご期待です。
※2023年8月上旬にアナウンス予定です
ユーザーへのメッセージ
コンセプト通り、次世代のゲームを作っていこうと思ってます。8月は多くの発表がありますので、各種ツイッターフォローと、PFP販売もあります。ぜひ手に取ってみてください。
フィジカルミートアップ(リアルミーティング)もありますので、今後ともよろしくお願いします!
※なお、今回の参加者(キーワードを申請された方)全員に「PFP優先購入権」が配られました!
コミュニティQ&A
トークンはいつ頃発行予定ですか?
8月3〜4週目を予定してますが、最終チェックを行っていまして、9月にずれこむ可能性があります。
取引所上場も決定していて、ティア3取引所よりは大手です。すでに交渉済みですのでご安心いただけたらと思います。詳しくは日本語Akiverseツイッターまで!
せっかく日本のPJであるならば!秋葉原とかでイベントなんかを開くご予定とかありませんか?
10月くらいに秋葉原でオフラインイベントがあるので詳細決まり次第、皆さんにお伝えします!
オンラインイベントは8月にゲーム大会開きます、報酬つきですのでぜひご参加を!
ランキングシステムの実装予定はありますか?わかりやすいモチベ要因が欲しいです!
あります!
もちろんゲームで誰が高得点を取ったかひと目で見られるようなシステムが実装されます。またクラフティングシステムがあり、得意じゃなくても違うところのランキングシステムがありますので、そこで上位になってレアパーツをゲットしてください!
全ゲームおなじ報酬ですが、難易度を考慮した報酬量変更などはありますか?
イージー、ミディアム、ハード、スキルに応じた変更を予定しています。今後、続々アップデートしていきます!
日本のバーチャルYouTuber(VTuber)とのコラボ計画や、メタバース内でバーチャルライブなどの提供予定はありますか?
企画計画、あります!
すでにひとつの関連業務のなかで、Vtuberコラボ機会などもあります。ぜひ一緒にメタバースを作っていきたいと考えています。実現するかどうかは今後のアキバースの盛り上がり次第、と言っておきます!
いくまさんから最後に一言
今後も意義のあるプロジェクトを作っていきます。
要望などあれば、忌憚ないご意見をお待ちしてます。
今後ともアキバースのプロジェクトをフォローしていただけると幸いです。
ぜひぜひよろしくお願いいたします!