9/20(水) 22時JSTより、JGGディスコードにてEternal Crypt – Wizardry BC –とのAMAを開催しました。当日は85名以上のVC参加がありました。
Eternal Cryptに関する基礎紹介の記事はこちらです!↓
- 自己紹介をかねてあなたとチームについて教えて頂けますか?
- 「Eternal Crypt – Wizardry BC -」のプロジェクト概要について教えてください
- web3に進出したきっかけを教えてください。
- 本ゲームは放置ゲームの代表であるクッキークリッカー方式を採用していますが、理由を教えてください。
- エコシステム、トークノミクスについて教えてください。$BCの役割についても教えてください
- ブロックチェーンゲームはトークノミクスが重要と考えますが、作成にあたって意識したことを教えてください。また、参考にしたプロジェクト等があれば教えてください。
- 先日発表されたWizardry BC INOについて教えていただけますか?
- 500 USD(1個あたり)というのは私たちが触っている他のBCGと比べてかなり高額だと思うのですが、どのような意図があるのでしょうか?回収できるのか?と不安な人が多いと思います。
- 総数9900というのはかなりの数だと思います
- 日本市場においてどのような役割を果たしていこうと考えていますか?
- 投資している企業や著名人、ギルドについて差し支えない範囲で教えて頂くことは可能ですか?
- 他にWizardry ETERNAL CRYPTに関するニュースや最新情報で私たちに伝えたいことはありますか?
- コミュニティQ&A
- AMAの感想
- リンク集
自己紹介をかねてあなたとチームについて教えて頂けますか?
Queen Okeir(クイーンオケール)さん:
全体統括やトークノミクスといった部分を担当している、エグゼクティブプロデューサーです。
HiiiiiRooooo(ヒーロー)さん:
ゲーム部分のプロデューサーを担当しています。
本作は4社で制作しているゲームです。
- ドリコム:ゲーム開発を行います
- チューリンガム:トークン設計を担当しています
- ZEAL NOVA:Web3ゲーム特化のパブリッシャーをしています
- BOBG:トークン発行を担っています
4社の取りまとめは大変ですか?
やり取りが煩雑なことはあるものの、Web3は人やコミュニティ、会社が協力するところがベースにあるので、意外と目的は共通しています。なのでギスギスしたり対立することはありません。
「Eternal Crypt – Wizardry BC -」のプロジェクト概要について教えてください
まずWizardryをご存知ない方向けに説明します。
1981年にアメリカで発表されたダンジョン探索型のRPGシリーズです。RPGの原点とも評され、40年以上が経つ今も、世界中で根強い人気を誇る不朽の名作です。経験値を稼いだり、没入感の高いシステムを一番最初に作ったゲームです。
今回はこのウィザードリィIPを利用させていただきました。
我々はギルドマスターとなって、冒険者とともに無限とも思える「ダドエルの穴」と呼ばれるダンジョンに挑みます。
どれだけ奥に潜っていけるかということがゲームの目的になっているので、準備・探索の工夫・育成を行って遊ぶRPGの体感はそのままに、お手軽なクッキークリッカー型の放置ゲームにしています。
どんなゲームかは動画でもご覧ください。
動画を見ながら解説
ウィザードリィはファーストパーソン視点でしたが、本作はクォータービューのような形を採用してます。
仲間が敵をゴリゴリ攻撃しますが、これは自動攻撃です。
右上にマップがありますが、現在の進捗状況です。探索を終えると次のマップに進みます。
右側のインフォメーションが味方が与えているダメージです。
敵を倒してコインを獲得すると味方のレベルを上げることができます。
状態異常はアイテムで回復してあげたり、プレイヤーのクリックで加勢してあげたりします。
これ以上進めなくなった場合、街へ期間すればここまでの進捗分の報酬を持ち帰れます。
web3に進出したきっかけを教えてください。
Wizadryは40年以上の歴史があって、みんな名前は知ってるけどプレイしたことがないタイトルだと思います。
元々RPGにおける、今では当たり前の各種機能を生み出してきたタイトル、当時は新しいことに果敢にチャレンジする作品でした。
そういったIP特性のようなゲームの最先端というところでチャレンジしたらいいんじゃないかと思いました。まだ成功が確立されていないエリアがブロックチェーンゲームであると考え、トライすべき場所だと考えました。
web3における成功ゲームとなりたいと思っていますし、これまでにない体験であったり、面白さが広がる部分も実現していきたいです。
本ゲームは放置ゲームの代表であるクッキークリッカー方式を採用していますが、理由を教えてください。
説明が難しいのですが、前提としてはBCGプレイヤー層やDeFi層を考えた時に、AAAタイトルだとゲーム味が濃いし、触ったこと無い人に届けるためにはDeFiも濃すぎてはいけないし、ちょうどいい部分が放置ゲームジャンルがいい塩梅でないかと思いました。
また、自分がスポーツゲームを作っていた経験からパラメータを自由に設計できることの重要性を感じていて、インフレーションするということすらゲームに面白味として包含しているクリッカー型はとても扱いやすいのではないかと考えました。
エコシステム、トークノミクスについて教えてください。$BCの役割についても教えてください
$BCは『Eternal Crypt – Wizardry BC – 』のゲーム内通貨で、その発行数は10億枚となっています。
本プロジェクトでは、持続可能なトークンの循環を実現するために、発行上限のあるシングルトークンモデルを採用しています。また、ゲーム内にはさまざまなトークン消費ポイントを設けています。
$BCトークンは、ゲーム内のアイテム購入、冒険者NFTの熟練度アップ、新たな冒険者の紹介などに使うことができます。また、$BCトークンの利用範囲は今後、ゲーム内やゲーム関連の機能拡張に伴い広がる予定です。さらに、本ゲームのメディアミックス展開においても、$BCトークンの利用可能な場面を随時検討していく予定です。
さらに、本プロジェクトのトークンエコノミーを支えるための収益源として、ゲーム内課金だけに頼らない外部からの収益の実現を目指しています。
具体的には、ゲーム内の無料ユーザーを対象とした広告収益、他のゲームやNFTプロジェクトとのコラボレーションによる収益、そして本プロジェクトのIPを活用した(ノベル化、コミック化などの)メディアミックス展開による収益実現に取り組んでいきます。ドリコムは成功確度は高く、やりようはあるかなと思います。
ドリコムがスマホゲームの開発運用をする中で、ユーザーがイベントを楽しんでいただくにあたって「トークン使っちゃおう」とする場面も出てくるかと思います。
チャットで「NFTバーンのリスクのあるダンジョンも実装したら」との話が出ました
社内でもいろんな妄想というか検討は出ています!
ブロックチェーンゲームはトークノミクスが重要と考えますが、作成にあたって意識したことを教えてください。また、参考にしたプロジェクト等があれば教えてください。
ゲーム自体できちんと収益獲得ができるモデルであることや、ユーザーがゲームを長くプレイしてくれて、プレイし続けるほどにNFTを多く買ったりトークンを消費したくなるような、新規ユーザーが増え続けなくてもサスティナビリティが担保できるゲームを作ることが重要だと考えています。
参考にしたゲームやTokenomicsでは、Axie InfinityやSTEPNなどを始め、多くのゲームのリサーチをしつこく行い参考にしました。ほかにはDeFiトークノミクスも参考にしました。過去にはveモデル(Vote Escrowed)も検討にはありましたね。
体制としては6名くらいで、作っては壊し、を繰り返していました。
STEPNなどは人が増え続けないと維持できない設計ですが、人が維持〜多少減ったとしても持続できるということでしょうか?
実践しないことには確認できないところもありますが、設計上はそのようなものを目指しています。
先日発表されたWizardry BC INOについて教えていただけますか?
ジェネシスNFTである「Adventurer Genesis Collection」を販売することになっています。
AL保有者限定のプライベートセールと、どなたでも参加いただけるパブリックセールの二段階に分かれての販売となります。今回のプライベートセールおよびパブリックセールにて「Adventurer Genesis Collection」の最大9,900個すべてが販売対象となります。
今回お配りする予定のALは、販売期間中にNFTを必ず購入できる権利を有するものになります。ALは販売場所によって獲得方法等が異なります。また各ALは各販売場所でのみ有効となります。詳細は各販売場所の案内をご確認ください。
日程
プライベートセール 10/3 12:00 – 10/4 12:00
パブリックセール 10/6 20:00 – 10/10 18:00
販売通貨
Coincheck:ETH建て
公式販売:MATICもしくは日本円(クレジットカード決済時)
販売場所やその他情報は追って発表予定です。
500 USD(1個あたり)というのは私たちが触っている他のBCGと比べてかなり高額だと思うのですが、どのような意図があるのでしょうか?回収できるのか?と不安な人が多いと思います。
今回のAGCについては、トークン全体の20%のアロケーションを設定している点が、他のゲームのNFTと多くことなる点だと思います。
昨今のブロックチェーンゲームではNFTの初期セール時にどれくらいのトークンが稼げるかわからないものも多いと思うのですが、その点、AGCについてはゲームプレイにより確実に獲得できるトークン量を明示しています。
AGCについては、先行プレイなどを通して、ゲームのコアファンとなっていただける方をできるだけ多く獲得することを目指しています。そのためトークンアロケーションも設定しています。コアファンの方にトークンを保有していただきたいからです。
またこの先行プレイで獲得したトークンは、冒険者NFTに交換することができます。
冒険者NFTは今後30ドル相当で販売予定ですが、$BCとの交換の際にはよりオトクな価格で交換できる予定です。
そういた点からもAGCの価格に対する納得感を感じていただけるようにしていきたいと考えています。
総数9900というのはかなりの数だと思います
万が一売れ残った場合、Adventurer Genesis Collection(AGC)と、それに紐づくトークンはバーンされる予定です。そのため、TGEの供給量は減少することになります。
日本市場においてどのような役割を果たしていこうと考えていますか?

ウィザードリィのIPを使った点が今回は大きい部分で、ブロックチェーンゲームとして、裾野を広げるという点、サスティナブルなトークンエコノミーの実現とブロックチェーンゲームユーザー層の拡大に貢献できればと考えています。
投資している企業や著名人、ギルドについて差し支えない範囲で教えて頂くことは可能ですか?
トークンアロケーション上、「Investors」というアロケーションがありますが、こちらに関しては今後検討していく項目です。
現状はパートナーシップの拡大を進めています。国内ギルドの提携であったり、STEPN運営元であるFind Satoshi Labs、
今後もパートナーシップを拡大していきます。アンバサダーも近日発表予定です!
他にWizardry ETERNAL CRYPTに関するニュースや最新情報で私たちに伝えたいことはありますか?
TGS(東京ゲームショウ)にてOasysさんのブースに相乗りさせていただく予定です。時間限定ですが、ステッカー配布もあるのでTGSに来場される際にはぜひお立ち寄りください。
Zaif INOのNode Nationにも参加します。
Wizardry BC INOについては、随時公式XやDiscordにて情報発表していくのでフォローや参加をお願いします。
コミュニティQ&A
スピーカーのお二人が感銘を受けたゲームを教えて下さい
・ヒーローさん:ピクミンです。あんなにやりこみ要素があるゲームは他に見たことないなと思っていて、ややこしいゲームをプログラム上解決できているのも。
・クイーンオケールさん:私はFF7ですね。
先行ゲームはPCプレイですか?
共有した画面はPCですが、ブラウザゲームなのでスマホ/タブレット対応です。Chrome/Safariで遊べます。スキマ時間で遊べるゲームなので気軽に開いて頂けるようになってます。
ALはどれくらいの数を配布予定でしょうか。 プライベートセールで完売するとパブリックセールが行われない可能性はありますか。
AL数はおおむね決まってますので、パブリックセールも開催予定です。
アイテムの鑑定という概念はありますか?
ピッキングツールというアイテムは別として、罠解除の判別率が出ます。編成キャラの種族によって(盗賊、忍者ほど高い)判別率が異なります。
失敗すると状態異常などにかかってしまいます。
AMAの感想
質問をいっぱい頂けて、選ぶのが難しかったです。ありがたくて、嬉しい悲鳴でした。
あとは「リスク高いモード」が欲しい人が多い印象でしたが、真に受けて作っていいのでしょうか。炎上するとかじゃないといいですけど(笑)
リンク集
公式サイト
https://wiz-eternalcrypt.com
X
https://twitter.com/WizardryBC
Litepaper(Gitbook)
https://wiz-eternalcrypt.gitbook.io/jp/
トークノミクス(Gitbook)
https://bobg.gitbook.io/eternal-crypt-wizardry-bc-jp/
ウィザードリィ総合ポータルサイト
https://wizardry.info/